もくテク「弥生って、実は機械学習もやってるんです!」を開催しました!

こんにちは。弥生でエンジニアをしている、たけです。

2022年2月17日(木)に毎月恒例のもくテクを開催しました。
このブログではすっかりお馴染みになってきたもくテクですが、あらためてご説明すると以下のような楽しい技術勉強会です!

弥生株式会社が運営する勉強会です。
Azure, AWS, デスクトップアプリ, UXなどなど 木曜日の夜に、みんなで楽しくIT技術について語り合いませんか?

それでは、2月のもくテクの開催報告をしたいと思います!
特別なお知らせもありますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

2月のテーマは「弥生って、実は機械学習もやってるんです!」

イベントページはこちら(※開催は終了) mokuteku.connpass.com

実は、そうなんです!
弥生が提供するサービスには機械学習を用いた機能があり、その機能は自社で研究開発を行っています。

2月のイベントでは、機械学習を用いた機能の仕組みや、研究開発、運用の方法など裏側をたっぷりご紹介しました。

セッションの内容

1. 弥生の機械学習を使っているサービスの紹介! by 白井

最初の発表は白井さん。弥生の機械学習を使っているサービス、「YAYOI SMART CONNECT」をご紹介しました。
「YAYOI SMART CONNECT」はあらゆる取引を会計製品に取り込むサービスです。
取引データを仕訳データ化する際に使っている推論エンジンに、機械学習が用いられています。
推論エンジン・APIの仕組みからチームの体制まで、今回のイベントの他の発表への理解が深まる内容の発表でした。

2. 弥生の研究開発いいところ by 土田

続いて、土田さんから推論エンジンの研究開発はどのように行っているのかという観点で発表しました。
これまでの研究開発の成果として、多段階のルールと推論を組み合わせた推論ロジックの実現、ベイズ推定からニューラルネットワークへの移行をご紹介しました。
研究開発のフロー図もお見せし、「弥生の研究開発いいところ」=「研究開発が設計、開発、リリース、運用・保守、次の研究開発に結びついていること」をお伝えしました。

3. 精度だけじゃない!推論システム運用のための取り組み by 鍋谷

最後は新卒3年目の鍋谷さんの発表です。
弥生で推論チームに配属されてから機械学習について学んだ鍋谷さん。
①基礎知識の習得、②実装の仕組みの理解、③実務で使用する分野の詳細な理解という3つの「学びのステップ」を設けて勉強してきたことをお話ししました。
続いて、実用化に至るAIプロジェクトが少ないこと、弥生で実用化できていることへの考察を発表し、運用コストを上回る提供価値の重要性をお伝えしました。

2月のもくテクの開発報告は以上です!
私も弥生で製品の開発を行っていますが、推論エンジンの研究開発の難しさやおもしろさが伝わってきて、とてもよい刺激を受けました。

お知らせ(次回予告)

次回2022年3月17日(木)のもくテクは、初のコラボレーション企画!
なんとお相手は「会計」という領域でしのぎを削っている、freee株式会社さんです!

テーマは「freee×弥生!ユーザーの喜びの声を愛でる会」。
イベントではそれぞれの製品・サービスのユーザーの方からの「喜びの声」をご紹介し、バックオフィス業務向けのソフト開発の楽しさをお伝えします!

お申し込みは以下のconnpassのページから可能です。
mokuteku.connpass.com

どんなイベントになるのか、とても楽しみです。
スペシャルなイベントになると思いますので、ぜひみなさまもお見逃しなく!!

お知らせ

弥生では一緒に働く仲間を募集しています! herp.careers