
この記事は 弥生 Advent Calendar 2025 の12日目の記事です。
こんにちは。弥生でエンジニアをしている米川です。
2025年12月上旬、ラスベガスで開催されたAWS re:Invent 2025に現地参加してきました。
私はAWS JamやGameDayといった「手を動かして学べるイベント」を中心に参加しました。
本記事では、特にこの2つのイベントを取り上げ、参加して感じた特徴や所感をまとめています。
英語が得意でなくても問題なく参加できたので、今後re:Inventの現地参加を検討している方の参考になれば嬉しいです。
AWS re:Inventとは
AWS re:InventはAWSが主催する国際的なクラウドカンファレンスです。
毎年12月上旬にラスベガスで開催され、新サービスの発表やハンズオン、セッションなどが行われます。
AWS Jam / GameDayとは
AWS JamとAWS GameDayは、いずれも 「Gamified Learning(ゲーミフィケーション)」を取り入れた、AWSの実践スキルを身につけるイベントです。 ゲームの要素を取り入れながらAWSのサービスを活用し、チームで協力してトラブルシューティングやアーキテクチャ改善に取り組みます。
両方参加してみて、どちらも課題をクリアしてスコアを競うことで楽しみながらAWSを学べるものでしたが、それぞれ以下の違い、印象を持ちました。
AWS Jam
- 課題ごとに専用のAWS環境が用意されており、チームで相談しながら興味のあるテーマを自由に選んで進められた
- 私が参加したJamでは個人で課題を進め、AWSの特定のサービスや機能の学習をすることができた
AWS GameDay
- 実務に近いトラブルシューティングをチームで協力しながら対応していく
- 特定のサービスを学ぶというよりかは、課題に応じて必要なAWSサービスを使い分けていく
- Jamよりもチーム内での役割分担・コミュニケーションが重要な印象
- ヒントはあるものの、最初に「何をすべきか」掴むまでが難しく、慣れが必要。より実務に近い対応力が試される印象
どちらのイベントにも課題の難易度が設定されているため、初心者の方は難易度の低い課題から取り組むのがおすすめです。
詳細を知りたい方は、以下公式サイトをご参照ください。
AWS Jam / GameDay中心に参加した理由
ここ1年ほど、業務でAWSに触れる機会がほとんどなく、個人では資格勉強を進めていたものの、「実務に近い環境で手を動かす経験」が不足していると感じていました。
もっと現場に近い形で学びたいという思いがあり、その中でAWS JamやGameDayを通して実践に近い経験ができる点に魅力を感じました。
結果として今回のre:Inventでは、
- GameDayに3回
- Jamに2回
参加することができました。
これだけ多くのハンズオン形式のイベントを経験できるのは、re:Inventならではだと思います。
参加形式
私はほとんど一人で参加したのですが、JamもGameDayもスタッフの方が参加者同士をチーム分けしてくれるため、一人参加でも4名程度のチームに入れてもらえます。
また、「日本人チーム」か「海外チーム」かを選択できたため、英語に不安がある場合でも日本人チームで安心して参加でき、イベントに集中できます。
せっかくラスベガスまで来たので海外チームも気になりましたが、私は今回は学びに集中したかったこととコミュニケーションの取りやすさを考えて、すべて日本人チームを選択しました。
もちろん、英語でコミュニケーションしてみたい方は、希望すれば海外チームに参加することも可能です。 来年以降も同様の選択肢が用意されると、英語が不安な方でも参加しやすい環境になると感じました。
参加したGameDay
AWS GameDay: Cloud Architecture ft. Datadog (GHJ307)
高度なクラウドアーキテクチャ設計を体験するGameDay。
パフォーマンス・コスト・信頼性などを考慮しながら、Datadogを使ったログの調査、問題のあるAWSリソースを特定し調査対応など実施しました。

AWS GameDay: AI-Assisted Developer Experience ft. New Relic (GHJ306)
AIやNew Relicを活用した開発体験を味わうGameDay。
AI コーディングアシスタント(Q Developer)を駆使して、モダナイゼーションの実施、
CloudWatch Logsを確認し、EC2インスタンスにホスティングされているサイトの復旧など実施しました。

AWS GameDay: Security ft. SentinelOne (GHJ308)
クラウドセキュリティをテーマにしたGameDay。
実際に攻撃シナリオが用意されており、他チームからの攻撃もあり、実際の運用に近い内容で防御と対処を行う形式でした。
参加したJam
AWS Jam: Generative AI - Sponsored by Nvidia (GHJ301)
Lambda、Strands Agents、Bedrock AgentCoreなどを使ったAIエージェント開発のJamに取り組みました。

AWS Jam: All In Jam (GHJ304)
AI、DevOps、自動化、セキュリティまで幅広い分野を扱うJam。
Strands Agents、Bedrock AgentCoreに興味があったため、こちらもAIエージェント開発のJamに取り組みました。
今年のトレンドとAWS Jam / GameDayでの学び
2025年のre:Inventは、全3122セッションのうち、

AI関連が1816

Bedrockが709

と、AI関連とBedrockで半数近く占めておりました。
Strands AgentsやBedrock AgentCoreといった、AIエージェントを構築するためのサービスが続々と登場しており、AIツールを使ってコーディングするのはすでに当たり前で、これからは AIエージェントをシステムに組み込んでいくフェーズに突入していることを改めて実感しました。
こうしたトレンドはGameDayやJamにも反映されており、私自身、今回参加したJamではほぼすべての課題でBedrockやStrands Agents、Bedrock AgentCoreを実際に触れることができ、今年のトレンドを“手を動かしながら体験できた” のがとても大きな学びになりました。
セッションを聞くだけよりも、「実際に触って動かしてみる」ことで、より深く理解できたと感じています。
まとめ
今回のre:Inventでは、AWS JamとGameDayの経験が本当に大きな学びとなりました。
普段触れないサービスに触れたり、限られた時間で最適解を考え抜く過程は非常に刺激的でした。
問題を解けたときは達成感を感じることができ、非常に楽しかったです。
もし「AWS をもっと実践的に学びたい」「最新のトレンドに触れてみたい」と考えている方がいれば、来年のre:Inventでは、AWS Jam / GameDayへの参加をオススメします!



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