Misoca開発チームの北村です。 年末の寒波で山に雪が増えることを期待しています。
年末だしBug Bashやってみた
- 年越しまでWork-In-Progressな作業を持ち越したくない(年明けに記憶を取り戻すのが大変そう)
- 休暇直前に大きなリリースはしたくない
ということで、この機会にBug Bashをやることにしました。Misocaで開催するのは初めての試み。
Bug Bashのやり方などはKyashさんの下記の記事を参考にしました。
Bug Bashやってみた
普段一緒に仕事しないメンバーで3チームを作り、Misocaを叩いてみました。
- いじわるな入力:めちゃくちゃ長い文字列、HTMLの要素を書き換えて本来想定しない値を設定する
- ブラウザを2つ立ち上げて、同じデータを同時に編集する
- URLを書き換えて他の人の情報が見れないか
- 何度もreloadしたりsubmitする
興が乗ったエンジニアにより、開発サーバーのアラート通知が荒ぶる様が面白かったです。
バグの数、味わいのあるバグ
1時間強叩いた結果、100件程度のバグが見つかりました(チーム間で重複があること、バグと仕様の区別をしていないので、実際はもっと少ないです)。
バグの共有をしながら 「これよく見つけたね!」 「このぴっこぴっこする動きかわいい」 「この仕様は確かにおかしいね…」 「これ味わいあるわ〜」 と盛り上がりました。
私のチームは、数では他の2チームよりも少なかったものの、「味わい深いで賞」を勝ち取ることができました。
まさかの優勝はチームではなく個人!?
チームではなく個人が優勝とな!?
これには背景がありまして、Misocaは12/25にリリースされたRuby 2.6.0で動いています。が、2.6.0版をリリース後、一部処理でエラーが起こるようになりました。
その不具合を朝イチで検知して、ささっと直してRubyにPRを出しマージされた片桐さんが、今回のBug Bashの優勝と認定されました!*1
バグを見つけたら倒そう
Bug Bashでバグを見つけたるまでを第一部とし、第二部はバグ退治。 ペアプロ・モブプロしながら修正開始。簡単なものは当日中に修正してリリースできました。 tech.misoca.jp
初めてのBug Bashの感想
開発メンバーの感想は以下の通りです。
- 楽しかった
- 普段触らない機能やアプリを触れて良かった
- バグだしは想像以上にいろいろあってマジかーってなった
- 直すのも年末にやるのは心理的負荷が高いので、バグだしだけでも良かったかもね
- 開発メンバー以外の人にも参加してほしさがある
- 自分でやるとバグでそうなところを無意識に避けるクセがでちゃうんだよなー(なので今回のイベントはありがたかった
- 開発者ではない帽子を被ると色々と気になるところが見えてきた
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*1:本当はBug Bashの枠外なので、厳密には優勝ではないのですが…