初めまして、2月に入社した id:mizukmb です。
beatmania IIDX というゲームが好きなのですが、SP九段の道のりが遠くまだまだ鍛錬が必要と感じている今日この頃です。
私が Misoca に入社して驚いたことの一つに、 bot を利用した開発やコミュニケーションが活発 というのがあります 1 。時報やリマインダからリリースのオペレーションまで様々です。
今回は、 Misoca に住んでいる便利な bot をいくつか紹介したいと思います。
ちなみに、 2015年にも一度 id:mzp さんが bot を紹介した記事を公開しているので、そちらも合わせてご覧ください。
misocat
主に開発周りをサポートする bot です。
未リリース状態の GitHub PR の一覧を表示してくれたり、リリース用の GitHub PR を作ってくれます。 misocat リリース前
、 misocat リリースしたい
といった発言に反応します。
他にも、 GitHub の URL に反応して、自動でタイトルを教えてくれます。Slack では Private なレポジトリの場合は内容が展開されないので、こちらの機能は地味に便利で重宝しています。
misocat は Ruboty で動いていて、 sfruboty という名前でレポジトリを公開しています。他にも様々な機能がありますので、気になる方はそちらもご覧ください。
sfbot
GiHub 上の様々なことをやってくれる bot です。
先ほど紹介した misocat にmisocat リリースしたい
とお願いした時、実際にリリース用 PR を作るのがこの sfbot です。
他にも、誰かが GitHub PR に approve した時に label をつけてくれたり
2つ以上の approve がつくと「マージしましょう!」とメンションしてくれます。
優しさですね。
自動 esa やり機
こちらは以前 id:kokuyouwind さんがブログにて紹介しています。
簡単に説明すると、定期的に esa 記事を WIP 状態で作成してくれる bot です。ハッシュタグをつけることで、決まった曜日に投稿するとか、特定の Slack チャンネルに通知するなどの操作が可能となっています。
私は平日のみ日報記事を作成して、自分の分報チャンネルに通知するように設定しています。
個人の日報や週次 MTG の議事録記事を作成するように設定されることが多いです。
Geekbot
Geekbot とは、朝会を非同期に行うためのチャットボットサービスです。
Geekbot から決まった時間に DM でいくつか質問されるので答えていきます。
全ての回答を終えると、こんな感じに指定したチャンネルに投稿され、昨日やったこと・今日やったことなどがチームメンバー間で共有できます。
事前に朝会で話すことを共有できたり、非同期に朝会を行い、メンバーが集まる時間を無くしたりしています。リモートで働く方もいるので、テキストベースで朝会の内容を共有できるのは非常に便利に感じています。
Dependabot
Dependabot はパッケージ管理されたファイルの継続的なアップデートを支援する SaaS です。
Misoca では Gemfile や package.json を対象としています。
下の図のように gem や npm パッケージごとにバージョンアップデートを行った GitHub PR を自動で作成してくれます。
こうしたこまめなアップデート、大切ですよね。
まとめ
Misoca に住んでいる便利な bot をいくつか紹介しました 2。
自分達で運用してるものから、 SaaS として提供されている bot まで色々あります。 bot のおかげで単純作業は自動化されますし、オペミスも減らせるので安心できます。自分達はやるべきことに集中できるのでいい感じですね。
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