「責任は私が持つ」配属初日にブログ全権委任された新卒の激闘録

この記事は 弥生 Advent Calendar 2025 の25日目の記事です。

はじめに

メリークリスマス!🎁 弥生株式会社 AI・データ戦略部 データプラットフォームチームの新卒エンジニア、川上(@kawakami_daishin)です。

12月1日から始まった「弥生 Advent Calendar 2025」も、ついに最終日を迎えました。 今年は昨年に引き続き「シリーズ2」へ突入し、総勢30名以上のメンバーに参加いただく大盛況となりました。

実は私、この4月に入社したばかりの新卒なのですが、9月の配属直後に「開発者ブログの運営」を任されることになりました。 本記事では、アドベントカレンダー2025のふりかえりと共に、右も左も分からない新卒が「話しかけられるブログ」を目指して奔走した、配属から今日までの3ヶ月間の裏話をお届けします。

今年のカバー画像は「会計Next」でグッドデザイン賞を受賞したUX横断チームによるスペシャル描き下ろし✨


1. 配属初日の衝撃:「責任は私が持つ!」

時は遡り、2025年9月。 希望に胸を膨らませて配属された初日、配属先の大先輩である宍戸さんから、こう声をかけられました。

宍戸さん:「開発者ブログの運営をやってみない?」

当時の私は、「運営といっても、投稿された記事の公開ボタンを押す係かな?」程度に考え、二つ返事で「ぜひやらせてください!」と答えました。 しかし、直後に返ってきた言葉は予想外のものでした。

宍戸さん:「運営方針も投稿頻度も、自由に決めていいよ。責任は私が持つ!

「……!?」

単なる作業担当だと思っていたら、まさかの全権委任。 「新卒の私で良いのか?」という不安もありましたが、「記事のアウトプットはコミュニケーションにつながる」「この文化をもっと広めたい」という想いから、私の運営ライフがスタートしました。

※打診を頂いた背景としては配属先のAI・データ戦略部のマネジメント会議で、私にブログ委員を任せてみようという話になり、 話し合いの結果、宍戸さんから打診をしていただいた流れでした。


2. ビジョン:「話しかけられる開発者ブログ」

運営を引き継ぐにあたり、最初に着手したのがキックオフ運営方針の策定です。 「なんとなく書く」のではなく、明確な目的を持って運営すべきだと考えました。

なぜブログをやるのか?

私が定義した目的は大きく2つです。

  1. 社外向き:弥生のイメージアップと採用
    • エンジニア自身の言葉で発信することで、社外の方にリアルな社風や技術力を伝えます。
    • 採用活動において、「弥生のエンジニアはこんなことをしている」という生きた資料になります。
  2. 社内向き:コミュニケーションの促進
    • ブログによるアウトプットで知識が定着するだけでなく、それが社内での「会話のネタ」になります。
    • 記事をきっかけに、「あの技術記事読みましたよ!」という会話が生まれれば、組織はもっと活性化するはずです。

掲げたビジョン

そこで私が掲げたビジョンが「話しかけられる開発者ブログ」です。

「読むと話しかけたくなる。書くと話題になる。」

この状態を目指し、具体的な成長ロードマップ(レベル定義)も策定しました。

  • レベル0(現在地):投稿の仕組みはあるが、方針が不明瞭。
  • レベル1(必達目標):安定して投稿できる仕組みが整っている状態。
  • レベル2(挑戦目標):読み手がつき、記事が出れば社内外で認知度が上がる状態。

今年度はまず「レベル1」を必達とし、各本部からブログ委員を選出して運営体制を盤石にすることから始めました。


3. 弥生 Advent Calendar 2025 ふりかえり

そして迎えた一大イベント、アドベントカレンダー。 今年で8年連続の実施となりました。

トピックス①:今年も「シリーズ2」へ突入!

昨年までの運営の方々が築いた文化のおかげもあり、シリーズ1(25日分)は早々に埋まり、急遽「シリーズ2」を作成。最終的に30名以上の方に参加いただく結果となりました。

裏話:埋まらない「7マス」への挑戦

順調そうに見えるこの結果ですが、実は11月中旬の時点でまだ「空白が7つ」もありました

「このままではカレンダーに穴が開いてしまう……」

焦りを隠せず頭を抱えていた私に、助け船を出してくれたのはメンターの宍戸さんでした。

宍戸さん:「今度のLT大会とか、TGITの場で宣伝してみたら? 人が集まる場所を使ったほうがいいよ」

※LT大会とは「自分の本部主催のイベント(エンジニア横断 Lightning Talk大会、略称「LT大会」)」
※TGITとは「全社定期イベント TGIT(Thank God It's Thursday)」

その的確なアドバイスに「これだ!」と思い、私はすぐにLT大会への登壇を申し込みました。 壇上で「7マス空いています!ぜひ参加をご検討ください!」と必死の呼びかけを行った結果、多くの方が手を挙げてくださり、無事に完走することができました。あの時助けてくださった皆様、本当にありがとうございました。

告知の様子

トピックス②:新卒メンバーの躍動

今年は私の同期である新卒メンバーも積極的に参加してくれました。 実は、彼らに参加してもらうため、水面下でかなり熱心なオファーを送っていました。

同期へのSlackメッセージ(抜粋)

  • 「新卒でアドベントカレンダーいっぱい埋めたいって考えてます👹」
  • 「研修時の心得を忘れず25卒はアウトプット大事にしていきましょう🔥」
  • 「(本当にネタがなければ、僕の名前で予約しているストックをお渡しします✨)」

「自分のネタを譲ってでも埋めたい」という執念が通じたのか、頼もしい同期たちが呼応してくれました。 結果として、フレッシュな視点からの技術記事や研修のふりかえりなど、多様な「弥生の色」が出せたのではないかと思います。

アドベントカレンダーでの新卒記事↓

tech-blog.yayoi-kk.co.jp

qiita.com

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qiita.com


4. 運営を通じて得た「気づき」と「役得」

新卒で運営を任されて学んだことは、「ブログ運営は、単なる作業ではなくコミュニティ作りだ」ということです。

周知のために登壇した「TGIT(Thank God It's Thursday)」などの社内イベントで、「アドベントカレンダー盛り上がってます!」と報告できたとき、多くの温かい反応をいただけたのが印象的でした。 記事を書いてくれた人に対してリアクションし、社内で盛り上げること。「書いてよかった」と思ってもらえる環境を作ることこそが、継続の鍵だと気づきました。 同時に、運営担当ならではの嬉しい役得もありました。

  • 「顔と名前」を覚えてもらえる(人脈)
    • 他部署の先輩方とチャットでやり取りする機会が増え、業務での相談もしやすくなりました。
  • 技術のキャッチアップ(知識)
    • AWS活用事例からチーム論まで、30本以上の記事をチェックすることで、「弥生で今どんな技術が使われているのか」を短期間でインプットできました。
  • 数字を追う楽しさ(分析)
    • AI・データ戦略部らしく(?)、Google AnalyticsでPVを確認したり、slackの反応を見るのも楽しみでした。「どんなタイトルが読まれるか」を考える良いきっかけになりました。

ブログ運営に限らず、こうした「一見大変そうな役割」にこそ、普段の業務では得られない成長の種が詰まっているのかもしれません。 もし、新しい挑戦を迷っている方がいれば、ぜひ一歩踏み出して挑戦してみることをおすすめします!

レベル定義のような「戦略」も大事ですが、最後はLT大会やTGITで直接想いを伝える「行動」こそが人を動かすのだと、身をもって学んだ3ヶ月でした。


おわりに

弥生 Advent Calendar 2025 を読んでくださった皆様、そして忙しい業務の合間を縫って執筆してくださった社員の皆様、本当にありがとうございました!

右も左も分からない新卒の私が、こうして運営をやり遂げられたのは、間違いなく周りの支えがあったからです。

配属初日に「責任は私が持つ!」と言い切り、困ったときは的確な道筋を示して全力でサポートしてくださったメンターの宍戸さん。 そして、記事を集め、運営を有志で手伝ってくれたブログ委員の皆さん。 さらに、壁にぶつかるたびに何度も相談に乗ってくださった多くの先輩方

皆さんの協力がなければ、こうして無事に完走することはできませんでした。感謝の気持ちでいっぱいです!

配属初日にいただいた「責任は私が持つ」という言葉。 あの時、信じて任せてくれたからこそ、迷わずに挑戦することができました。いつか私が先輩になったとき、後輩に同じ言葉をかけてあげられるようなエンジニアになりたいと思います。

2026年も、現状に満足することなく、運営自体を常にブラッシュアップし続けます。 その時々の最適解を探しながら、より良いブログへとスパイラルアップ(螺旋的向上)を目指して走り抜けます!

それでは、よいお年を!🎍


今年も完走!ありがとうございました!

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