この記事は 弥生 Advent Calender 2022の25日目の記事です。
はじめまして!弥生の新卒3年目エンジニアの山ノ上です。 去る11月末、ラスベガスで開催されたAWS最大のお祭りAWS re:Invent2022に初参加してきました!
今回、英語ができる人材を育てるプログラムの枠で参加できることに。 参加が決まったときは嬉しかったのですが、AWS初心者で実務経験もないし、英語もそんなに自信ないし...不安でいっぱいでした。
しかし、実際に現地に行ってみると「AWSの ちからって すげー!」となることばかり。現地の熱を受け取り、学び、楽しむことができました。
- re:Inventにこれから初参加する方
- re:Inventに参加予定だが、AWS初心者で得意分野(好きな分野)が定まっていない方
- re:Inventに興味があるけどよくわからなくて怖いな...と思っている方
本記事では、そんなあなたに初心者なりのre:Inventの歩き方をご紹介します。
事前知識編
① re:Inventについて知ろう
まずはre:Invent経験者の話を聞いてイメージを膨らませましょう。
この記事を読むもよし、弥生からの参加者の記事(↓)を読むもよし。
tech-blog.yayoi-kk.co.jp tech-blog.yayoi-kk.co.jp
不安がピークだった10月末の私は、とりあえずネットで「re:Invent 2022」と検索し、出てきた事前勉強会に参加しました。 服装などの基本情報からおすすめセッション情報までもりだくさんで、心の準備ができました。
② ラスベガスについて知ろう
ラスベガスの気候、物価、どんなスーパーがあるか、どんなショーがあるか?調べてみるとなんだか楽しい気持ちになってきて不安が薄まります。 観光や食事のプランを立てても実際計画通りにはいきませんが、それもまた一興。
ラスベガス情報はラスベガス大全がオススメ
準備・移動編
① ワクチンやマスクはしておくとよい
アメリカへの入国にはコロナワクチン2回以上が必須です。 また、3回以上接種していると、出国前のPCR検査なしで帰国できます(参考:厚労省水際対策)。
アメリカでは室内でもノーマスク率が高いですが、イベントの性質上室内で密集することが多いので、マスクはしておいた方が安心です。 体感では20~30人に1人くらいの割合でマスクをしていました。
何よりラスベガスは砂漠のど真ん中。乾燥からのどを守るのにもマスクは有効でした。
② 一泊分の荷物は手荷物に入れておこう
これは何より大事です。 今回は、ロサンゼルスからラスベガス行の便が翌日に遅延してしまい、予定外の一泊をすることに。
せめてメイク落とし、保湿グッズを手荷物に入れておけば、アメニティがほぼないアメリカのホテルであんなにカピカピにならずにすんだのに...
③ ツアーでなく個人がオススメ
弥生からは今年初参加ということもあり、re:Invent参加者向けのジャパンツアーで行きました。同じ旅程の参加者は70名ほど。
さて、想像してみてください。 空港でのチェックイン、預け荷物の受け取り、ホテルでのレセプション、バス移動、①のような遅延対応...すべて70人分です。待ちます。
何もやらなくていい楽さ・安心感はもちろんあります!が、海外旅行慣れしていてカウンターに文句が言える英語力(スピーキングうんぬんでなく勢い)がある方には圧倒的に個人での予約をオススメします。
④ 現地トイレの心配はご無用
海外旅行に行ったことのある方、こういう経験はありませんか?
トイレに行くのにチップがかかって焦る、便座部分がない、トイレットペーパーがない、ドアが壊れている...
安心してください。さすが高級ホテル!無料で快適ですよ。
⑤ 移動中のおやつ・水分は持って行かなくてOK
各会場には常設ウォーターサーバーがあるほか、15時ごろになると軽食が出てきます。アメリカンなあま~いデザートから生ハム&チーズまで様々。
セッション編
① 焦って予約しなくても大丈夫
イベントの1か月ほど前からweb上でセッションの予約ができます。「絶対これが見たい!」というものが決まっていなければ、焦って予約しなくても大丈夫。
当日になると空きがでるため直前に予約したり、Walk-up Seatsに30~15分前から並んで予約なしで入ったりできました。人気のセッションはrepeatやoverflow(別会場で配信)もあります。
② 好きなキーワードでセッションを探してみる
とはいえ初心者の私。当初は「事前に色々と予約をしなければ...」と焦っていました。 実務でのAWS経験や、好きなサービスも特になかったため、どのようにセッションを探せばいいか迷う日々...
でも、「AWSのちからってすげー!」のです。AWSはあらゆる分野に使われています。とりあえず関心のあるキーワードで検索してみてください。気になるセッションに出会えるかもしれません。
③ 色んな種類のセッションを楽しもう
Keynote, Breakout Session, Chalk Talk, Theater Session...と、セッションの種類は実に様々。
私はメインでBreakout Session(いわゆる講演)、合間にTheater Session(短めの講演)に参加しました。ただ、聞いてばかりいても疲れますよね。ということで、Workshopにも参加しました!
個人ワークのWorkshopに参加し、開発職ではあまり使わなそうなQuickSightを経験したり、インポスター症候群について学んだりできました。
その他編
① ExpoではどんどんSWAGをもらおう
企業ブースがたくさん出ているExpoでは、様々な企業の話を聞いたり、遊んだり、SWAG(おみやげ)をもらえたりします。
その場で話を聞く勇気や英語力がなくても、クレーンゲームやくじびきに並んで景品をゲットしましょう!
イベント参加者バッチをスキャンするため、後日「ブースに寄ってくれてありがとう!」といったメールが来て、どんな企業か詳しく知ることができます(※メール有無は企業によります)。
② 恥ずかしがらずに交流!...できたら一層楽しいハズ
朝食・昼食は各ホテルでビュッフェが提供されます。 丸い大きなテーブルに適当に座って食べるのですが、他の参加者と相席することもしばしば。
私は同じテーブルの方に英語で話しかけてもらいました!しかし、急な展開にテンパった&次の予約があって焦っていたため、あまり会話が弾まずさよならしてしまいました...。 もっとあの時間を楽しめばよかったなと後悔しています。
せっかく世界中から同じイベントに参加しているのですから、一期一会を大切にしたい!食事のとき、グループワークのとき、セッションで誰かの隣に座ったとき。お祭りを楽しむ気持ちに少しの図々しさを添えて、隣の方と交流してみては?
ちなみに、がっつり社外の人脈拡げたい方にはPeerTalk Loungeが用意されていました。
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました。 実際に現地に行くことで、様々な分野の発展を支えているAWSの魅力を感じ、もっと知りたい!と思えるようになりました。 英語力も鍛えて、原語でセッションの内容もしっかりわかるようになりたい...!
初めての参加で、うまくいったこと、いかなかったこと、色々あります。 私の経験からのアドバイスをつらつらと書きましたが、少しでも現地のイメージができて、不安が拭えたなら幸いです。
もしまた機会があれば、一握りの図々しさを胸に、もっと交流を楽しみたいです!
↓
おまけ