もくテク「読んでよかった技術書・ビジネス書LT」を開催しました!

こんにちは。弥生でエンジニアをしている、たけです。
すっかり秋になりましたが、食べもの、芸術、読書などなど、みなさまお楽しみでしょうか?

今回の記事では、2022年10月20日(木)に開催した、もくテクの様子をご報告します!

10月のテーマは「読んでよかった技術書・ビジネス書LT」

イベントページはこちら(※開催は終了)
mokuteku.connpass.com

秋といえば読書。読書といえば秋。
ということで、10月は読書をテーマにしたもくテクを開催しました!

「業務の課題や個人的な課題を、この書籍を通じて解決できた」
「この入門書は初心者にわかりやすかった」
「なんとなく手に取った書籍がおもしろかった」

などなど、おすすめ書籍の紹介や、読書を通じて学んだことについてLTを行いました。

セッションの内容

『世界で一番やさしい会議の教科書』 by 志田 拓也

開発プロセス全般を支える存在になりたい!という思いから会議についての書籍を選んだ志田さん。
『世界で一番やさしい会議の教科書』は、社会人なら誰しも行う会議をいかにして意味のあるものにするか、効率よく行うかを学べる書籍だそうです。

会議の事前準備には必要な4つのP(Purpose/People/Process/Property*1)があるそうです。
これらを準備することで、会議に限らず、ちょっとした打ち合わせや質疑応答の改善も期待できるとのことです!

※書籍情報はこちら:『世界で一番やさしい会議の教科書』

混沌初体験からの『1on1大全』 by 家登 あずさ

続いては家登さんが、上司として1on1を行うにあたり読んだ、『1on1大全』について発表を行いました。
「知らない人」に自分のことを話せることができるか?という問いかけから、1on1の相手にとって「知っている人」になるため、どのようなことに意識的に取り組んでいるかについてお話ししていました。

発表でも触れられていたように、 こちらの書籍には "An Art of Human Connection" というサブタイトルが付いていますが、その意味を深く考えさせられる発表でした。

※書籍情報はこちら:『1on1大全 上巻』『1on1大全 下巻』

『ファクトフルネス』を原書で読んでみた by 竹山 弘晃

竹山さんは、『ファクトフルネス』を原書(英語)で読んだことで得た学び・感想について発表しました。
元々、英語は苦手だったという竹山さんですが、洋書を読み始めたら楽しくなってきたとのこと(すごい)!

原書だけではなく日本語版も読んで比較してみたそうですが、イメージが少し変わる部分もあり、 それぞれ楽しむことができるとお話ししていました。

※書籍情報はこちら:『Factfulness Illustrated』(原書・Kindle版)『ファクトフルネス』(日本語版)

『ITエンジニア残業ゼロの働き方』 by かわい

続いて、2022年4月に新卒入社したばかりの、かわいさんの発表です。
「できるエンジニアになるために残業ゼロを目指したい」という、かわいさん。
そのきっかけが、今回の発表した『ITエンジニア残業ゼロの働き方』 を読んだことだったそうです。

残業によって犠牲にしかねないもの、特に「仕事の効率」や「自己成長の機会」に着目し、エンジニアとしてレベルアップしていきたいとお話ししていました。

※書籍情報はこちら:『ITエンジニア残業ゼロの働き方』

新人エンジニアが正規表現に挑戦してみた by 中尾

次に、かわいさんと同じ2022年4月にIT未経験で新卒入社した、中尾さんが発表しました。
中尾さんは、技術書を読みたいという思いがありつつも、なかなか習慣を作ることができなかったそうです。

そんなときに手を取ったのが、今回発表した『正規表現書き方ドリル』でした。
ITの知識が広くなくても学習できること、手を動かして少しずつ学べることから、IT初学者の方や時間がない方にもオススメできるとのことでした!

※書籍情報はこちら:『正規表現書き方ドリル』

はじめての方にもおすすめ!機械学習入門本 by 鍋谷 碧衣

鍋谷さんは、「機械学習のプロジェクトってどんなことをしているの?」という切り口から、『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット』をご紹介しました。
本書は、働きたくないイタチが、言葉がわかるロボットを開発して楽をしようとするストーリーだそうです。

鍋谷さんが携わっている機械学習プロジェクトは、本書のストーリーと同じように、現状を観察しながら「仮説 → 検証 → 考察」を繰り返して進めているとお話ししていました。
ストーリーがどのような結末を迎えるのかについては、ぜひ書籍を読んでみてくださいとのことです!

※書籍情報はこちら:『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット』

『りあクト!TypeScriptで始めるつらくないReact開発』 by うざわこうた

続いて、うざわさんが『りあクト!TypeScriptで始めるつらくないReact開発』について発表を行いました。
うざわさんも、かわいさん、中尾さんと同じ2022年4月の新卒入社組です。

こちらの書籍の良いところとして、対話形式で読みやすいことや、歴史や理屈も教えてくれることを挙げていました。
また本書と併せて、React / Next.jsの公式チュートリアルや、会社のトレーニングタスクも使い、理解を深めていったとのことでした。

※書籍情報はこちら:『りあクト! TypeScriptで始めるつらくないReact開発 第4版【① 言語・環境編】』

インフラエンジニアって何してるの? by 石田 修一

最後にインフラチームの石田さんが、『インフラエンジニアの教科書』をご紹介しました!
ITインフラの特定の技術や製品に特化した書籍は多いものの、インフラエンジニアの実際の業務内容に関しては、OJTなどで学ぶことが多かったそうです。

『インフラエンジニアの教科書』は、インフラエンジニアの業務内容や必要とされる知識が体系的にまとめられた数少ない書籍であり、インフラエンジニアの全体像を理解するのに役立つとのことでした。
また、発売されたばかりの『クラウドエンジニアの教科書』もオススメしていました!

※書籍情報はこちら:『インフラエンジニアの教科書』『クラウドエンジニアの教科書』

次回のご案内

最後に、11月に開催予定のイベントのご案内です!

11月17日(木)開催予定:「社内LT総集編」

弥生では、毎月開催されている部門や部署の全体会でLTの枠が設けられており、 業務に関することから個人の趣味の話までさまざまなテーマの発表が行われています。
さらに今年からLTの表彰制度も始まり、より一層盛り上がってきています。

そこで次回のイベントでは弥生のLTの制度や取り組みをご紹介し、 実際に発表したメンバーにもくテクでも登壇してもらいます。
社内の楽しげな雰囲気を感じてもらえればと思いますので、ぜひ気軽にご参加ください!

mokuteku.connpass.com

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herp.careers

*1:調査結果などの議論に必要な準備物