コロナ禍入社のエンジニアが技術イベントを頑張る話

この記事は弥生 Advent Calendar 2021の22日目の記事です。

情報システム部エンジニアの飯田です。昨年に引き続きAdvent Calendarの記事を書いていきたいと思います!テーマは弥生の技術イベント「もくテク」を頑張っているよというものです。

もくテクについてはAdvent Calendarの8日と9日にもエントリーがありますので、興味のある方はそちらもぜひ見てください!

qiita.com

自己紹介とこれまでのお話

昨年5月、コロナ禍でちょうどリモートワークへ完全移行した後に弥生へ中途入社しました。これまでと全く異なる働き方に戸惑いつつも社員の皆さんのサポートのおかげで仕事にも慣れ、今では要件定義からリリース作業に保守・運用まで幅広く担当させてもらっています。

それに加えて今年は全社的な活動に関わる機会も増え、前回投稿した部署の全体会でのLT川本さんが書かれたBacklog移行プロジェクト、そして今回のテーマであるもくテクの登壇および運営と、自分なりに色々と動いてみました。

ちなみに全体会でのLTの話を投稿した4月の時点で3回だった出社回数は8回に増えていますが、そのほとんどはオフィスリニューアルのための荷物の梱包&開梱など普段の業務とは異なる理由でした。私の周りは自宅の作業環境も整備され、リモートワークがすっかり定着しているように思われます。(ただ、せっかくリニューアルして快適な空間となったので、オフィスも何かで活用したいなと思っています。)

きっかけ

私がもくテクに関わるようになったきっかけは、今年の6月頃にチームリーダーから登壇者の募集があったことでした。テーマは業務効率化で、ちょうど私がプロジェクトで取り組んでいたことをネタにできそうだったこともあり立候補しました(実際に登壇した会のイベントページはこちらです)。同時にもくテクの運営メンバーも募集していたのでそちらにも手を挙げました。(ここだけの話ですが、私は最初、「もくもく会」のイメージもあって「もくテク」の「もく」は「黙」だと思っていました。正しくは「木曜日」の「もく」です。)

運営については前職で社内の勉強会の活動に携わっていたのでその経験を活かせそうだと思ったのですが、登壇については実は初めてでした。自分でもどちらかというと裏方が向いており、発表も決して得意ではないと認知しています。それでも登壇者に立候補してみたのにはこれから書くような考えがあったからでした。

立候補した理由その1:弥生の技術をアピールしたい!

時は遡って昨年の3月、私が転職活動のために転職エージェントとの面談を受けた日のことでした。私のこれまでの経験や今後の方向性などを伝えた後、エージェントさんから勧められた企業の中に弥生株式会社があったのですが、その時私の頭に浮かんだのは「弥生会計の会社…かな?」でした。これ以外のことは思い浮かびませんでしたし、同じように思う人も多いのではないかと思います。

しかしそこから面接で弥生のビジョンや事業内容などに惹かれて入社を決め、実際の業務を見てみると、技術の会社として弥生はとても面白いということに気付きました。

まず、弥生会計を含む「弥生シリーズ」は30年以上の歴史を持つデスクトップアプリケーションで、これだけ長く続くソフトウェアは珍しいと思います。もちろんメンテナンスの大変さなどの負の側面もありますが、お客さまからの要望を取り入れた様々なこだわりがあり、技術の活かしどころなのではないかと思っています。(こういったこだわりの話は社内教育の他、もくテクで知ったものもあります。)

次にクラウド(オンライン)アプリケーションです。プラットフォームは以前から使用しているMicrosoft Azureに加え、佐々木さんが書かれたように最近はAWSの利用も広がっています。私が所属している新課金チーム(弥生製品の契約や請求を管理するシステムを開発・運用しています)とも深い繋がりがあり、また私も前職でAWSを使ってきていたので、個人的にこの流れは嬉しいです。(これからは私の時代だな!)

他にもYAYOI SMART CONNECTでは現在ホットなトピックである機械学習を扱っていますし、将来へ向けて最新の技術を使った次世代のサービスの開発も進んでいます。

これだけ幅広い領域を1つの会社で扱っており、しかも全て自社の製品やサービスです。弥生というと会計ソフトの老舗ということもあってお堅いイメージを持たれがちかも知れませんが、そんなことはなくて色んな技術を使っているんだよというのを多くの方に知っていただきたいと思っています。(そして私たちと一緒に働くメンバーを増やしていきたい!(笑))

立候補した理由その2:アウトプットの楽しさを広めたい!

もう1つの理由は内部向けのものでもあります。

発表は得意ではないと書いた私ですが、7月の最初の登壇以降、運営に携わりつつ9月と12月にも登壇させてもらっています(12月の会については後日開催報告がありますのでお楽しみを!)。発表自体は5分や10分と短いものですが、それでも準備にはそれなりの時間と手間がかかりますし、発表本番は緊張するものなので、ハードルは決して低いものではありません。

ただ、やり遂げた後の達成感は大きいですし、自分の普段の漠然とした考えを具体化することによって理解が深まったり気付きがあったりして、仕事の楽しさやモチベーションの向上にも繋がると感じています。

個人的な考えですが、イラストレーターは絵を描くことによって、俳優は役を演じることによって自己表現しますが、エンジニアは記事を書くことや登壇することによって自己表現ができるのではないかと思っています。(ちなみに私は大学のサークルで演劇をやっていました。最初に書いた通り表舞台には向いておらず役者は2回だけしかやりませんでしたが。)

登壇も経験した運営メンバーとして、これからは自身の経験を活かして登壇者をサポートし、アウトプットすることの楽しさを広めると共にもくテクを盛り上げていきたいと思っています。

次回もくテクのご案内

ということで、次回2022年1月のもくテクは私がメインの運営を担当します!

mokuteku.connpass.com

テーマは「新年の抱負を語ろう!LT」で、色んなチームのメンバーに2022年の抱負を語ってもらいます。周りのエンジニアがどんなことを考えどんな目標を立てているのか、また弥生がどんな技術を扱っているのかを知っていただける内容となっていますので、ぜひお気軽にご参加ください!

お知らせ

弥生では一緒に働く仲間を募集しています! チャレンジしたいことがあれば応援してくれる環境があるので、興味のある方はお気軽にお問い合わせください!

herp.careers