開発エンジニアが予備知識0でQAイベントに参加してみた

こんにちは。「弥生会計」開発チームでエンジニアをやらせてもらっているOです。弥生に新卒で入社して4年目になります。

先日、弥生で開催されたQAエンジニア向けオフラインイベント『Ques』に予備知識0で参加しました。

ques.connpass.com

この記事は「ソフトウェア開発エンジニア目線でこんな共通点や学びがあった」という内容のQues参加レポートです。 QAエンジニアの方もそうでない方もお気軽にお読みいただければ幸いです。

Quesのここが面白かった

今回のイベントは参加者から事前募集したQA関連のおたよりに対して、2名の登壇者がディスカッションしていく形で進んでいきました。 お話を聞く中で(これわかるな~)とか(自分も気を付けたいな~)など思ったことをピックアップしていきます。

1.『QAとテストは何が違う?』

QAとは求められる品質を保証することである。 品質が十分かを見るのにわかりやすいのが「テスト」であり、QAの中にテストが含まれる。 その他品質の管理に関連すること、お客さまからの評価をフィードバックして開発そのものの質を上げること、組織をよくすることなどもQAの仕事である。

「品質保証」という言葉はよく耳にしていたが、テスト関連の業務を除いてどんな仕事が該当するかは全然知らなかった。 開発の質の向上や組織の改善など含むならかなり幅広い。私も製品の品質向上を目指してチーム内であれこれ試してみているが、そういったことも品質保証、QAのひとつであるとは知らなかった。

tech-blog.yayoi-kk.co.jp

弥生の開発本部では、組織を改善するために自由に活動できる時間がエンジニアひとりひとりに割り当てられている。 「QAエンジニアだけが品質のことを考える。他のメンバーは従う」でなく、QAエンジニアを含めた全員が品質に意識を向け、様々な活動に取り組めているのは良いスタイルなんじゃないかなと思った。

2.『QAとしてのスキルをどうやって身につければいい?』

QAエンジニア自体が少ないためそもそも身近に先輩や上司がいない人が多いそう。そんな中でどのようにスキルを身につけたらよいか?というテーマ。

自分が教わる立場なら、上司の行動や発言をただ受けとめるだけでなく、常に「自分だったらどうする?」とシミュレーションする。

新人だったころに教わったことを思い出した。上司がなぜそのように指示するかを考えながら仕事への取り組むことで取り組み方や成長速度が変わってくるそう。

アジャイルでも求められるQAのスキルセットは変わらない。 アジャイルでもウォーターフォールでも、品質を上げるのがQAの仕事である。ただアジャイル開発ではスピード感を大事にするので、フットワーク軽く作業し、こまめにアウトプットすべき

「どうしたらアジャイル開発を上手に進められるか」という話は最近よく聞く。QA界でもアジャイルに対する関心は高い様子で面白かった。

私のチームではウォーターフォールで開発しているが、方向性の確認や進捗報告という意味で成果物をこまめに共有することは同様に大事だと思っている。

3.『不具合を有効活用するには?』

QAの業務のひとつに不具合分析がある。そこで分析した結果をどう活用したらよいだろうか?というテーマ。

そのバグを直す必要があるか?優先度はどのくらい?その認識は周りとすり合わせられている?

こちらは「見つけたバグが優先度低しと判断されてアーカイブされてしまうことがあるがどうしたらよいか」に対するコメント。

私の立場でも自分のやりたいことが独りよがりな「こだわり」になってしまっていないかは常に気を付ける必要があると思った。周りとの認識すり合わせ大事。

要望は根拠とともに伝える。提案の際にはいろんな人を巻き込む。却下されてもチャンスが巡ってきたら再度提案する。

要望を採用してもらうためには伝え方や提案者の信用(?)が大事というお話。一度採用されなかったとしてもあきらめないことが重要、という点が強調されていた。

本当に必要なことならまたチャンスが巡ってくる。そこで採用してもらうために改めて声を上げる。その積み重ねが信用となり、「この人の言うことはちゃんと聞かなきゃ」と思ってもらえるようになる。

これは自身の意見を伝えるうえで大切なことなので、すべての社会人が心得ておいたほうが良い。

4.『QAとして気を付けるべきこと』

謙虚たれ。一緒に仕事をしやすい関係性を築くことが良いものを作ることに繋がる。

バグを「指摘する」立場はどうしても上から目線っぽくなりがちだけどそれではいけないよ、とのこと。

最近私も他のメンバーの成果物のレビューを担当するようになり、指摘の難しさに気づいた。伝え方、言葉の柔らかさも注意すべきだが、一番気を付けたいのは指摘するという立場に溺れないことである。決して「自分が正しい」と思いこむことなく、相手がなぜそのようにしたか考えながら対等な気持ちでこれからも取り組んでいきたい。

参加の感想

今回のQuesはコロナ禍真っ最中に入社した私にとって初のオフラインイベントでした。 これまでイベント会場に足を運ぶ勇気が出ませんでしたが、このたび自社で開催するというお知らせが舞い込んできたので「QAのことは良く知らないけど困っても誰かにこっそり聞けそう!」という他力本願な気持ちで参加を決めました。

結果、畑違いかと思っていたジャンルのお話もたいへん勉強になりましたし、他社のさまざまな立場の方と交流することもできてとても新鮮でした。お声掛けくださった方、イベントを運営してくださったみなさまに感謝します。ありがとうございました!

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弥生の新卒エンジニアはこんな感じで働いているよ~という記事を書きました。良かったら読んでみてください。 note.yayoi-kk.co.jp


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