
新卒と言える期間も残りわずかとなってきた今日この頃です。名残惜しい、、。
9月に配属されてから、データエンジニア 兼 弥生開発者ブログのとりまとめとして活動してきましたが、 今回はその役得もあり、FindyTools 2周年記念感謝祭に行くことができました! テックブログ担当1年目として大きい学びと驚きがあったので共有します。
ぜひ最後まで読んでいってください! :配属当時の記事はこちら
そもそも「Findy Tools」ってなに?
「名前は聞いたことあるけど…」という方のために簡単に紹介します。
一言で言うとファインディ株式会社が運営してるエンジニア向け開発ツールレビューサイトです。
後述しますが、多様な開発ツールについて実際に利用している企業の「採用理由」や「使用感」など、信頼性の高いレビュー記事が集まっているのが特徴です。
弥生からは4つのツールレビューを公開しております。 今回のイベントは、このプラットフォームの2周年を記念するもので、定員100名の会場は満員御礼の大盛況でした! findy-tools.io findy-tools.connpass.com
参加の背景
弥生開発者ブログでR&Dチームの飯田さんがSageMakerについての記事を投稿した際に、Findy Toolsの運営の方から寄稿のオファーを頂いておりました。 その流れで今回の2周年感謝際にもお招きいただいたという経緯です。 (私は飯田さんの紹介で連れて行ってもらいました😎)

他社の事例やプラットフォーム運営の裏側を知ることができ、良い経験になりました。
Findy Toolsというプラットフォームの影響力を改めて認識し、いち執筆者として「ここに寄稿すると読まれそうだ」という媒体の力を感じました。
だからこそ、自社のブログもただ運営するだけでなく、エンジニアに選ばれる媒体にするための「生存戦略」を意識していく必要があると感じています。
飯田さんの言葉からも、Findy Toolsが魅力的なプラットフォームということは間違いないようです。 今回のイベントでは学びになるポイントも多くありました。個人的に活用できると感じたポイントをピックアップしてご紹介していきます。
Findy Toolsの現状数値(イベント時点)
イベント冒頭では、Findy Toolsのこの1年間の実績が報告されました。
- 掲載ツール数: 394 → 1271 (323% UP)
- レビュー記事数: 302 → 632 (210% UP)
- 掲載企業数: 224 → 336 (150% UP)
- 特集記事:43 → 92 (214% UP)
ユーザーからのフィードバックとして、「会社単位の発信なので信頼性が高い」「自社のTech Blogだけでは届かない層にリーチできる」といった点が評価されているそうです。 技術選定の参考情報として、企業の垣根を超えたプラットフォームが定着しつつある様子が伺えました。
セッションレポート
LT(ライトニングトーク)では、各社の「技術広報」や「AI活用」などの具体的な取り組みが紹介されました。 私の仕事でも共通の課題があり、具体的な解決策として非常に有益な情報でした。 一部を抜粋してお届けします。
個人的に刺さった発表!
ディップ株式会社による「価値が『伝わる体験』を設計する」というセッションです。
個人の技術記事などのアウトプット(点)を、どうやって組織としての成果(線)に繋げるかという課題に対し、以下のアプローチが紹介されました。
- As Is: 伝えたいことを発信する(一方通行)
- To Be: ユーザーが求める情報に合わせて翻訳し、動線を設計する(体験設計)
エンジニアが日々アウトプットする文化はそのままに、DevRel側がFindy Toolsなどを活用して情報を整理(文脈化)し、採用やブランディングに繋げていく。
この目的を切り分ける考え方は、今後の運用体制を考える上で参考になり、DevRelの重要性を大きく認識するきっかけになりました!
他の発表一覧
その後もLTでは、AIを組織開発に組み込む際の実践知が共有されました。
- AIエージェント導入の失敗事例
- 1つのエージェントに任せきりにすると、「ドキュメントの無秩序な増殖」「古い技術の勝手な採用」「コードの破損」が発生する。
- 対策(技術スタックの固定): 人間が使用技術(Backend: FastAPI, Test: pytest等)を厳格に指定する。
- 対策(プロセスの分業): 「計画(Plan) → 仕様策定(Spec) → 実装(Code) → レビュー」と工程を細分化し、各工程専用のエージェントを連携させる。
- 結論: AIには自由を与えず、「仕様(Spec)」で完全に制御することが不可欠。
- AI推進時のTips
- ルールをできる限り減らしてまずやってみること
- 方向性をいきなり定めないで模索しながら進めること
- トレンドが変わることを前提に備える(汎用ナレッジ(ai-knowledge)の整備)
- キャッチアップ役、浸透役を分けると目標評価に落とし込みやすい(イノベーター理論や2:6:2の法則)
- 利用実態は必ず定期的に把握すると次のうち手が定まる(発表では半年に一度取得)
- 導入手順やTipsは整えるとメンバー浸透がスムーズ
- BIツールの将来予測
- 技術トレンド「BI as a Code」:
- 従来のGUIベースのBIは「再現性がない」「バージョン管理できない」という課題があった。
- 分析ロジックをコード(TML等)で管理することで、Git連携、テスト、そして「AIによる自動生成」が可能になる。
- 将来予測(3-5年後):
- 「データ分析エージェント」を育成できる少数のエンジニアがいれば、従来のデータ基盤構築プロセスを短縮し、データ活用が回る世界が到来する。
- 技術トレンド「BI as a Code」:
会場の様子と、今後について
懇親会ではFindy Toolsの運営の方や他社のエンジニアの方と、ブログ運用の悩みや最近の技術トレンドについて情報交換を行いました。

参加者の「胃袋」だけでなく「心」も掴むホスピタリティです。(寿司は22年間生きてきた中で一番おいしかったです)
取り組みを現地で体感して、「ブログ運営とは単なる記事の更新作業ではなく、コミュニティづくりなんだ」と再確認できました。運営担当としての視座が一段高まった体験でした。
ブログ委員を引き継いだばかりの私ですが、今回のイベントを通して、ブログ運営担当としてやりたいことが明確になりました。
目的の整理: 「文化醸成」と「対外的な成果」の役割を整理し、エンジニアのアウトプットを適切に社外へ届ける仕組みを整える。
今回の感謝祭のように、「開発者ブログに寄稿してくれたメンバーを称える投稿や発表」を社内でも年に1回くらいのペースで行っていきたいと思いました。 執筆への感謝を伝え、コミュニティを盛り上げていきたいです。動線の設計: 各媒体の発信を単発で終わらせず、相互に行き来できる動線を作る。
セッションでもありましたが、エンジニアの発信を単発の「点」で終わらせず、適切な場所へつないで「線」にすることで、より質の高い発信を皆様にお届けできるように今後も頑張ります!
弥生では役割に応じた様々なイベントに参加する機会があることを再実感しました。 貴重な機会をありがとうございました。




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