この記事は弥生 Advent Calendar 2022の3日目のエントリーです。
前日12月2日の記事に続き、QAエンジニアのブログです。
前日公開の記事で"おっさん"に書籍を紹介した人として登場しているカトです。玉ボケを狙ったけれどうまく撮れなかったイルミネーション画像も提供しました。
"おっさん"に「仲間」認定されたことに、ちょっとした喜びを感じている今日この頃です。
今日は弥生のQAエンジニア 品質戦略リーダー(QL) をご紹介します。
開発本部の働き方については、ぜひこちらの記事もご覧ください。
tech-blog.yayoi-kk.co.jp
弥生の開発体制
弥生で開発しているプロダクト・システム
カジュアル面談で、「弥生には、どんなプロダクト・システムがありますか?」というご質問をいただくことがあります。
その際にお見せしている情報はこちらです。
「弥生会計」をはじめとするデスクトップ製品やオンラインサービスを見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。
デスクトップ製品やオンラインサービスの他に、新サービス展開に向けて開発しているチームや、基幹システムに対応しているチームもあります。
チーム構成
1つのチームは、PM(Product Manager)・TechL(Technical Leader)・エンジニア・QL(Quality Leader)・テスターと呼ばれるロールで構成されています。
チームに入って対応するQAエンジニアは、品質戦略リーダー(QL) として活動しています。
図で記載している各ロールのサイズは、人数比イメージで作成しました。
PM、TechL、QL役割りの分担は以下のとおりです。
- PMはプロジェクト全体のリード役
- TechLは技術面のリード役
- QLは品質面のリード役
お互いの役割を尊重し補完しあいながらプロジェクトを進めています。 QAエンジニアが対応するQLは、開発チームのメンバーの一員として、品質保証計画の作成・推進をしています。
開発本部全体では…?
複数のチームが集まって、開発本部を構成しています。
QAエンジニアが考える弥生のチーム構成の強み・弱み
強み
QLと開発メンバーが1チームの構成
- プロダクトやプロジェクトの情報共有が容易
- 開発メンバーとのコミュニケーションが密
- 開発と伴走している感覚
弱み
他プロジェクトのQLとのつながりが弱い
- 他プロジェクトの取り組みを知らない
- 自担当以外のシステムの操作理解に時間がかかる
- 他プロジェクトの状況把握が難しい
そこで生み出したのが、全体QL会です。
全体QL会、それはQAエンジニア 横のつながり
各プロジェクトのQLが集まる機会を設けました。
図では6人になってしまっていますが、2022年12月現在、QLは14人在籍しています。
14人が集まって、こんなことをやっています。
- 週1回1時間集まり、共有や交流
- チームでの取り組みの共有
- 発生した障害の事象や原因の共有
- 勉強会参加報告
- みんなに質問
- QL向けのSlackチャンネルでの情報共有
- 勉強会の情報共有
- 便利なツールの紹介
- 関連するプロジェクトへの共有
- 製品の使い方質問
全体QL会の取り組みによって、開発体制における弱みを改善しています。
2022年に入社したQAエンジニアからも、全体QL会の取り組みがあったので、QLのことを知る機会になり業務を進めるうえで役立ったとの声があがっています。
まとめ
弥生のQAエンジニア 品質戦略リーダー(QL) の紹介はいかがでしたでしょうか?
実は、弥生のQAエンジニアには、品質戦略リーダー(QL) 以外に、品質管理やテスト管理といった役割のメンバーも在籍しています。
そのお話しはまた別の機会に。
弥生のQAエンジニア 品質戦略リーダー(QL) として一緒に働いてみませんか?
herp.careers
明日12月4日の弥生 Advent Calendar 2022は、インフラチームが進める大臣制度(?)で3つの大臣「断捨離大臣」「防衛大臣」「移行大臣」を兼務している峯岸さんによる「AWS構成図自動描画」です。
お楽しみに!